前回は不登校の中の「母子分離型」でしたね!
今回は情緒混合型です。良い子型
*勉強スポーツを頑張るよいこ。
*親や教師の期待に応えようと努力をする子。
*性格的には真面目、几帳面でよいのだがその反面、
完璧を求めたり神経質すぎるところがある。
*学校を休むことに罪悪感がある為、家に閉じこもりがちになる。
・これまでの本人の頑張りを認め、本人の挫折感を認めることが大切。
・状況を打開するために励ましたり、より頑張らせたりすることは逆効果。
・期待をかけないように態度を一変させると、
見捨てられたのではないかという不安が起こるため注意が必要。
・登校への意欲を見せるまでは、登校刺激は避ける。
・子どもの意思にあった目標や進め方を一緒に考え、援助していくことが大切。
【状態や症状】
・前日の夜や朝の登校時間帯は登校する意思を見せる。
当日、頭痛、腹痛、発熱、吐き気などの身体症状が出て登校できなくなる。
・昼頃や学校が終わる時間帯になると元気になってくる。
・登校しなければならないという気持ちが強く、
遅刻や早退はきらい、普段通りの登校にこだわる傾向がある。
・両親に対しては甘えを見せる反面、拒否的な態度を取ろうとする。
【進行期の状態や症状】
・不安や焦りが強くなるため、ネットへ逃避したり、
睡眠の問題が起こるようになり、昼夜逆転の状態になる。
・家族と話そうとせず、食事も一緒に取らなくなり、
自分の部屋に閉じこもりがちになる。
・親の対応によっては、拒否的、反抗的な態度を取ったり、
時には暴力的な行動をとることもある。
・親に無理難題を要求したり、
場合によっては、金品を要求することがある。
・自傷行為や、拒食(過食)等の症状を出す場合もある。
混乱期の状態や症状
・しばらく学校に行かなくていいことが分かると、
自責の念が軽減され、身体症状が軽減されてくる。
・昼夜逆転の状態が少しずつ変化し、
昼前には起きてくるなど、生活リズムが戻り始める。
・家族とのコミュニケーションが増えたり、
学校のこと話題にしても以前ほどの抵抗感がなくなってくる。
・勉強が遅れていることや、
進路や将来などこれから先のことが見えないために、
不安や葛藤が増大してくる。
回復期の状態や症状
・心的エネルギーが戻り出し、
家にいるときには気分的に自由になることができている。
・これから先のことについて漠然とした不安や焦りを感じつつも、
サポートがあれば学習をすることもできる。
・登校を促すこともできるようになり、
午前中だけの登校や保健室への登校など、
慣らし登校に挑戦できるようになる。
・登校した場合、学校では元気そうに振舞うが、
まだ不安や緊張が強く。
家に帰るとぐったりする状態が続く
回復に至ってもやはり安心はできません。
子どもとのコミュニケーション、団らんを大事にしてくださいね!
決して否定しない。ともかく受け止める。
親も訓練です。
とてもしんどいですが、共に希望をもって歩んでいきたいですね!
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